ドナルド・トランプ次期米大統領は、単純に人種差別主義者なだけかも。
国連のイスラエル入植非難決議について、イスラエルと次期大統領のトランプ氏は、オバマ大統領に拒否権を行使するように圧力をかけていたが、オバマ大統領は棄権を選択したので、イスラエル入植非難決議は採択された。
オバマ政権とネタニヤフ政権は数年に及び反目していたそうだ。オバマ大統領は、イスラム教徒ではないかという噂があるが、もし、彼がイスラム教徒だとしたら、当然にイスラエルに反目すると思う。
オバマ大統領は、国連決議に拒否権を行使せず、棄権を選んでいるが、それ自体は、全うなことだと思う。ところが、次期大統領のトランプ氏は、オバマ大統領に拒否権行使を要求したわけで、トランプ氏は侵略を是としている人物だといえる。
トランプ氏がアメリカ一番乗りメイフラワー号でやってきた移民の子孫だとしたら、彼らは先住民を殲滅するために送り込まれたアメリカ大陸侵略第一陣だったわけだが、それを誇りとする子孫だとすれば、当然の主張だと思う。イスラエルの中東侵略に理解あるのも無理はない。トランプ氏の先祖とイスラエルのやっていることは、全く同質のものなのだから。
トランプ氏はこんなこと↓を言ったそうな。
一方、トランプ氏は短文投稿サイトのツイッターで、「国連に関しては(就任式がある)1月20日以降に事態が変わるだろう」と発言し、自身の大統領就任後はパレスチナ人が国連での土台を失うだろうとの考えを示した。
トランプ氏はイスラエルの米国大使館をテルアビブからエルサレムへ移転する考えを示したほか、入植者を支持するデービッド・フリードマン氏をイスラエル大使に任命する動きも見せている。
トランプ氏というのは、どういう人物なのか。ロシアは、ダーイッシュをシリアから駆逐して解放したが、そのダーイッシュの背後にいるものが何か(ヨーロッパ主要国)は、おそらくトランプ氏はわかっていないのだと思う。
彼の頭にあるのは人種差別だけで、白人ロシアとはうまくやっていこうとしているのではないだろうか。ロシア君、中国と分かれて白人同士うまくやっていこうよというつもりなのかもしれない。
単純に、彼は、人種差別主義者であるだけなのじゃないかって気がする。白人と非白人に分けて、つきあい方を決めるという。
イスラエルは西側ヨーロッパが支援しているから、つまりは、白人が支援しているからOKとか。中国は非白人なので中国に対しては冷たいと。
そう考えれば、辻褄が合うような気がする。
ヒラリー・クリントン戦争屋は困るが、ドナルド・トランプが白人至上主義だとしたら、それはそれで非常に危険だと思う。
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