19日トルコでロシア大使が暗殺さる。20日モスクワでロシア・トルコ・イラン外相会談→アレッポへの対応
19日、トルコでロシア大使が暗殺されるという事件が起きた。事件翌日の20日の今日は、アレッポへの対応を協議するため、モスクワでトルコとイラン、ロシアの会談が予定されているというから、ごく単純に考えると、この会談を妨害するためと思われる。 ロシア外務省はこの事件を「テロ攻撃」と形容。両国とも、関係改善を目指す取り組みに影響が及ぶことはないとの認識で一致。ツイッターによると、まさに今、ロシアとトルコの外相会談が開かれているもよう。
モスクワでは、ロシアとトルコの外相会談が開かれています。これは元々予定されていた会談。この後、イラン外相も加わって3外相会談に移行します。テーマはもちろんシリア情勢。 https://t.co/OOsISbc8du
— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2016年12月20日
犯人は、警備に当たっていた警察官(←訂正、身分証を見せて侵入した警察官の間違い)で、アレッポを支配していた反政府軍側だと思われるが、その反政府軍の正体とは、米国、イスラエル、トルコ、サウジアラビア、カタール、ヨルダンに、フランスとイギリスとドイツも加えてよいようで、要するに、西側諸国と西側につくアラブがシリア反政府軍を構成しているようだ。
「アレッポでシリア政府軍は米国、イスラエル、トルコ、サウジアラビアなどの将校を拘束との情報」(櫻井ジャーナル様)
トルコ警官、ロシア大使を暗殺 美術館でスピーチ中に銃撃(CNNジャパン様)
カルロフ大使はアンカラ市内の現代美術館で行われた写真展の開幕式でスピーチしていたところを警官に銃撃された。
銃撃した男は、「アラー・アクバル(神は偉大なり)。アレッポを忘れるな。シリアを忘れるな」と叫んだ。
↑では、「我々は、おまえたちのようにアレッポの市民を殺さない」と叫んだという。
ヨーロッパで事件が立て続けに起きているが、これら全部、20日モスクワで行われるトルコとイラン、ロシアの会談に関係しているのでは?
◆◆【ここ数時間で立て続けに報じられた事件】
★トルコ(アンカラ):ロシア大使暗殺。米大使館付近でも発砲。
▼ドイツ(ベルリン):クリスマス・マーケットにトラック突入
▼スイス(チューリッヒ):イスラム・センターで銃撃
▼ベルギー(ブリュッセル):警察により一部が封鎖— 上山和樹 (@ueyamakzk) 2016年12月19日
↓こちらのブログで、事件の時系列が書かれている。
プーチン来日の後、トルコの警官がタキシードを着てアンカラのSu25撃墜の国交回復の写真展に身分証を見せて侵入。「神は偉大なり。アレッポとシリアを忘れるな。」と叫んでロシア大使を銃殺。update1(弁財天様)
2016年
12月19日
16:49GMT | トルコ・アンカラのSu25撃墜の国交回復の写真展にタキシードを着た警官が侵入。「神は偉大なり。アレッポとシリアを忘れるな。」と叫んでロシア大使を殺害。 | |
18:01GMT | ロシア大使が殺害された美術館から2.5マイルの米大使館の外でショットガンを持った男が空に向けて発砲。「オレ達にかまうな。」 | |
18:30GMT | スイス・チューリッヒのイスラミックセンターに男が侵入。銃撃。3人負傷。 | |
20:20GMT | ドイツ、ベルリンでトラックがクリスマスマーケットで暴走。12人死亡。 |
独ベルリンで19日、クリスマス市場にトラックが突入した事件で12名死亡、48名負傷。トラックの運転手=容疑者は降りて、現場を逃げた。逮捕する事が出来たのは目撃者が2kmも追いかけ、走りながら携帯電話で警察に報告した人がいたからだそうです。頭が下がる勇気、決断力と体力です。 pic.twitter.com/KouZ01KZEB
— Clara Kreft (@808Towns) 2016年12月20日
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