恐ろしきカジノ法案成立!
久々の更新です。
それにしても、日本は、私たち庶民の望まぬ方向へ急速に進んでいる。そのスピード感は恐ろしい。そういえば、誰だったか決める政治とかいっていたと思うけど、悪い方法へ拙速に決める政治ということだったんだなあ。
庶民から命・財産・土地・水などすべてを奪うために、戦争・TPP(は日本では可決したが、トランプ氏がTPPを否定したので事実上崩壊した、代わりに日米FTAが進行中らしい)を拙速にやりたい、年金は払いたくない減らしてやれ、というのが日本政府なのだなと最近では確信しつつある。
こうした国民虐待は、アメリカの要求だと思いこんでいたが、確かにその面も多々あるとは思うが、アメリカを利用して日本政府が、やっているというのが本当のところなのではないかと思うようになってきた。
そして、カジノ法案。山本太郎参議員の反対討論を聞いていて、外国人観光客を呼び込むためというのも嘘で、ここでも、日本人の富裕層をターゲットにしてるというのが分かった。
山本太郎氏の発言↓。
2014年都内で開催された「カジノ国際会議 ジャパンゲーミングコングレス」では、主な顧客は外国人観光客ではない、日本人の富裕層という内容のやり取りが行われていた。日本人の富裕層の個人金融資産量を、日本にできる推定カジノ数3~10で割る。海外に比べて日本の一つのカジノ当たりの個人金融資産量は突出しているから、日本のカジノは、莫大な利益は確実。そのような宣伝が日本国内で行われている。
しかし、恐ろしい政治状況だ。国民を守るどころか、やくざな社会を創出して投げ込もうとすらする。
日本では、パチンコ屋が駅前にあり、普通にパチンコ・スロットという博打をlしている人も多く、太郎さんが指摘しているように、現在、パチンコ・スロットで重症の依存症に陥っている人もたくさんいる。世界にあるパチンコ・スロットの3分の2が日本にあるんだそうだ。そこへ、カジノを合法化してしまうって、何という博打大国にしようというのだろう。
そして、カジノだとアッという間に全財産をすってしまうだけでなく、勝たせてくれる時もあるらしいので、依存症に陥る人も当然に出てくる。博打依存症大国にしようというのが、自公政権。というか、IR議連は超党派なので、国会議員の多数なのだ。だから、こんなやくざな法が可決成立する。
カジノには、窓も時計もなく、夜も昼もわからないような状態になっており、そんな中で一日中、博打に明け暮れるところなのだそうだ。
カジノについて、苫米地氏も語っておられるが、カジノとはホテルの中にあり、一日中明るく夜も昼もわからなくしており、宿泊・レストランは格安で、カジノホテルの客は、ホテルから外へ出ないとのこと。だから、もし、カジノの周辺にレストランがあったとしても、いくことはない。だから、周辺はすたれていくばかり。カジノは、胴元が儲かるだけで、顧客は損をするだけ。マネーロンダリングに利用する客にはメリットはあるだろうが、経済効果など一切ない。
そして、カジノは内閣府の管轄で、カジノ内で起きたことは、特定秘密法の範囲内なのだそうで、口外すると逮捕されるのだそうな。
動画に前後するが、太郎氏のこの指摘も重要だ。最初、特区でやると言っていたカジノ。博打場を開くのを特区だけにするのは無理があるということで、プログラム法と自主法という二段階で分かりにくく、博打場を開ける場所や姿態?を合法化してしまう準備法案といえる。迂回した。本丸はカジノなのに、IR(統合型リゾート)という。この先の法案を通せば、法務省と警察庁の法案刑法185条と186条の懸念を払しょくするが、そのあと、どうなるか。
国家戦略特区に認定すれば、カジノを運営する企業に、税控除というインセンティブまで与える。カジノで儲けて、その税金や納付金を使って、公益にしつすることをやりますという話が、もしも、特区に指定されてしまったら、法人税は控除、所得税は控除、設備投資も控除、もらえる税金ももらえない。
山本太郎氏の反対討論を、是非、ご覧ください。
山本太郎 「ほんとうに悲しい これが国会なの?」 カジノ法案の反対討論と可決 12/13参院・内閣委員会
苫米地氏の動画もぜひご覧ください。
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